年末から5月頃にかけて各社では学生を対象にした学割が始まりますが、LINEMOには学割がありません。
しかし、学割がなくてもお得に使える要素がたくさんあります。
この記事では、学割がなくてもLINEMOがお得な理由や、他社学割適用時の料金との比較、学生が利用する際の注意点などについて触れていきます。
家族など子どもにLINEMOを使わせようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
【結論】LINEMOに学割はない
冒頭でも触れた通り、LINEMOに学割はありません。
この章では、学割がなくてもLINEMOがおすすめな理由について触れていきます。
大手キャリアの格安料金プランは全て学割非対象
LINEMOだけでなくahamoやpovoなど、全ての大手キャリアの格安料金プランには学割がありません。
ここで、大手キャリアの格安料金プランの特徴について見ていきましょう。
大手キャリアの格安料金プランの特徴
- 運営元は大手キャリアと同じ会社
- 使える回線も品質も大手キャリアと同じ
- 料金は3GBで約1,000円、20GBで約2,700円~3,000円※ahamoは3GBプランがない
- 基本料金0円や100GBプラン・LINEデータ消費ゼロなど各社によって特典が異なる
運営会社も使える回線も大手キャリアと同じであり、品質も大手キャリアとほぼ変わりません。
筆者もLINEMOを使っていますが、ソフトバンク・ワイモバイル利用時と変わらず快適にインターネットが利用できています。
また、このような快適な通信環境で3GB1,000円程度、20GBでも高くて3,000円程度で使えます。
さらにLINEデータ消費ゼロなどの特典もあるので、学割がなくてもお得に使える可能性が高いのです。
そもそもの料金が安いので学割は不要
LINEMOは3GB990円・20GB2,728円と、そもそもの料金が安いことが特徴です。
LINEMO | スマホプラン | ミニプラン |
データ容量 | 20GB | 3GB |
月額料金 | 2,728円 | 990円 |
また、学割の多くは長くて1年程度、短くて半年程度の一時的な割引であり、適用期間が終了すれば元の金額に戻ります。
一方でLINEMOはずっと上記の金額でスマホを利用できるので、将来的な目線で見ればLINEMOの方がお得になる可能性が高いでしょう。
また、学割の多くは長くて1年程度、短くて半年程度の一時的な割引であり、適用期間が終了すれば元の金額に戻ります。
一方でLINEMOはずっと上記の金額でスマホを利用できるので、将来的な目線で見ればLINEMOの方がお得になる可能性が高いでしょう。
LINEはデータ消費ゼロで使える
LINEMOにはLINEギガフリーと呼ばれる機能があり、LINEのメッセージや音声通話・ビデオ通話でかかるデータ通信量がノーカウントになります。
つまり3GBまたは20GBというプランのデータ容量を消費しないため、データ容量を気にせずにLINEを利用できるのです。
LINEMOにはかけ放題のオプションもありますが、LINEでの通話がメインであれば加入する必要もないでしょう。
LINEで使う通信量がカウントされないため、そのほかのコンテンツに利用できるデータ容量が増え、結果的に3GBプランでも足りる場合が多いです。
月額料金の節約にも重宝できるので、子どものスマホ料金をなるべく抑えたい方にも適しているでしょう。
大手キャリアの学割とLINEMOの料金比較
大手キャリアの学割適用時の料金とLINEMOの料金を比較しました。
LINEMO | au | ソフトバンク | ||
プラン | スマホプラン | ミニプラン | スマホスタートプラン 5G/4G | スマホデビュープラン+ ベーシック |
データ容量 | 20GB | 3GB | 20GB | 20GB |
契約翌月から1年間 | 2,728円 | 990円 | 1,078円 | 1,078円 ※翌月から6ヶ月目まで |
2年目 | 3,916円 | 7ヶ月目~12ヶ月目:2,728円 13ヶ月目以降:3,916円 |
||
2年間の総額 | 65,472円 | 23,760円 | 59,928円 | 69,828円 |
備考 | LINEのデータ消費ゼロ | au PAYカードお支払い割-187円込 | – |
LINEMOの3GBプランであれば、学割を適用した大手キャリアの対象プランよりも安い料金で2年間利用できます。
20GBプランに関しても、ソフトバンクよりも安く利用できることがわかりました。
半年や1年間隔で月額料金が変わることもないため、シンプルに利用できる点もLINEMOの魅力といえるでしょう。
LINEMOを学生が使う際の注意
LINEMOを学生が使う際の注意点は以下の通りです。
LINEMOを学生が使う際の注意点
- 本人名義での契約は18歳以上
- 中容量のプランがないので場合によっては料金が割高
下記にて詳しく解説します。
本人名義での契約は18歳以上
LINEMOでは17歳以下は自分の名義で契約することができず、保護者名義で契約し子どもの名前を利用者として登録する必要があります。
成人年齢である18歳以上でなければ自分名義での契約ができないため、子ども本人の名義で契約を考えている方は注意が必要です。
17歳以下の子どものスマホを契約する場合は、保護者の本人確認書類だけでなく、利用者登録する子どもの本人確認書類が必要となります。
中容量のプランがないので場合によっては料金が割高
LINEMOの料金プランは3GBまたは20GBの2種類であり、10GBなどの中容量プランがありません。
そのため3GBでは少なすぎる、20GBでは多すぎると感じる可能性もあり、場合によっては料金が割高に感じてしまう場合も。
Wi-Fiが自宅にある場合は自宅で使う時はWi-Fiに接続し、プランのデータ容量は外出先のみで利用するという形に使い分ければ、ある程度の節約が可能です。
3GBを使い切ってしまった場合も最大1Mbpsで利用できるため、YouTubeの普通画質の動画程度であれば視聴が可能ですが、元の速度に戻したい場合は1GBあたり550円の追加料金がかかります。
頻繁に元の速度に戻すのであれば、3GBから20GBにプラン変更した方がお得に使えるでしょう。
学割を提供してる格安SIM
LINEMOをはじめ、大手キャリアの格安料金プランは学割に対応していませんが、格安SIMは一部学割キャンペーンを実施しています。
2024年現在学割を実施している格安SIMは以下の通りです。
学割を提供している格安SIM
- ワイモバイル
- UQモバイル
- J:COMモバイル
上記格安SIMでは年齢制限をクリアし対象プランに加入すると一定期間月額料金の割引などの特典が受けられます。
また、学割対象年齢の方と家族の方も同様に特典の一部を適用できる場合があるので、家族で同じ格安SIMの利用を検討している方にもお得ですよ。
LINEMOに学割はないが元の料金が安いので学生の利用にもおすすめ
LINEMOに学割はありませんが、元の料金が安いため学生の利用にも適していることがわかりました。
実際にLINEMOの3GBプランであれば大手キャリアの学割適用時の料金よりも安く使えますし、割引終了で定期的に月額料金が変動することなくシンプルに利用できます。
LINEギガフリーの機能もあるので、LINE通話をメインに利用する場合は、他社で3GBまたは20GBを契約するよりも多くのデータ容量が使えるのでお得ですよ。
料金をなるべく安く抑えたい・LINEをよく使う・わかりやすい料金プランの方が安心という方は、ぜひLINEMOでの契約を検討してみてはいかがでしょうか。